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味土野

須川、霰地区を後にして、私はガラシャ婦人の隠棲地を訪れるために、味土野に向かいました。川沿いの路を上っていきます、隠棲地ですから、路はどんどん細く険しくなっていきます。
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細川ガラシャ婦人隠棲地 光秀が本能寺において織田信長を倒した際、忠興は逆臣の娘となった玉子に咎の及ぶことを恐れ、山深い味土野の地に隠棲させました。この時、身の回りの世話をしていた侍女・清原マリアの影響により、キリスト教の教えに目覚めます。秀吉がキリスト教禁止令を出すに先立ち、玉子は宣教師として洗礼を受け、ガラシャの名を授かりました。 秀吉の死後、忠興は徳川方につき、関ヶ原の戦いに出陣。石田三成はその間に、徳川方の奥方を人質にするため、玉子にも大坂城内へ移ることを求めましたが、玉子は「夫の命を待たずしては何事もできない」とそれを拒み続けました。そのため三成は玉子の邸に兵を差し向けて脅し、再度要求を申し入れました。 死を覚悟した玉子は白装束に身を包み、子女を屋敷から逃れさせた後、邸内に火を放たせ、家臣が突き出した刃に38年の波乱に満ちた生涯をとじました。
(辞世の句)
ちりぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ
町内でも山深い須川・味土野(みどの)にある細川ガラシャ夫人の隠棲地『女城跡』は、別名御殿屋敷ともいわれています。
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そばにそびえる古木、この古木はその昔を知っているのだろうか? そんなことを考えました。
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味土野の大滝を眼下に望みます。

進入、進学、就職のお祝い、新生活応援のはんこの川口
丹後にはええもん、うまいもんがいっぱい。
あじわいのある古民家宿をはじめ、牧場バーベキュースポット、
19世紀の味の店ボート免許が取れる場所など盛りだくさん。
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コメント (17)

こんばんは

やはり細川ガラシャ婦人でしたか。

次は、どちらの姫様でしょうか?(^^)

お局です:

歴史ドラマではよく見るシーンですがここがその場所ですか。
何か、じ~んときます。

ガラシャの運命も数奇ですね

mami:

こんばんは。

悲運をたどった細川ガラシャ夫人の話のせいか
そばにそびえる古木も物悲しく感じますね。

おはようございます

味土野に向かう時に川
護岸整備がされてなく、これぞ自然の川という感じがします
素敵な風景ですね♪

クニです。

細川ガラシャさんのお話しは
あまりにも、有名ですね。

このお墓がガラシャさんの
お墓なのですか?

私も一度行った事があります
ほんとに通れるの?ってくらい雑草に狭められた細い道でした。

戦乱の世には女はいつも夫や家の付属物のように扱われ、利用され巻き込まれる。
実に不運な戦乱の世にあっても己を貫いた細川ガラシャは現代に生きる女性も見習わなくてはならないところもあります。

昨日はありがとうございました。
夜中に例の望遠レンズとフィルターを発注しました。
いろいろとお世話になりました。

こんばんは、おやじさん。
>やはり細川ガラシャ婦人でしたか。

やはりでした。ここまできたら味土野です。

>次は、どちらの姫様でしょうか?(^^)

一回お休みしましょうか? 赤レンガ方面で、日暮れて失敗しました。

こんばんは、お局さん。私も現場に着いたとき、身が引き締まる思いがして、思わず手を合わしました、柄にもなく。

こんばんは、加藤先生。ガラシャ夫人、本当に数奇な運命ですね、子供たちを先に逃がしたとあります、子供たちは、夫人はどんな思いだったのだろう。

こんばんは、mamiさん。あたりもひっそりとして、私はいつの間にか、この木に語りかけていました。

こんばんは、吉野聡建築設計室さん。
>護岸整備がされてなく、これぞ自然の川という感じがします

私は、一度上りかけて、日が暮れてしまって、しかもどんどん路が細くなるので、引き返してきました。

こんばんは、クニさん。
>このお墓がガラシャさんの
お墓なのですか?

そうなんですよ、夫人のお墓です、何もないところなのですが、なんか、「来たな」って思いました。

今晩は、umeda-tさん。そうなんですか、まだ春先で、草は生えてなくて、その点は、楽だったかもしれません。

こんばんは、joyokudaさん。静御前にしても、ガラシャ婦人にしても、男たちの権力争いに巻き込まれて、悲運な運命に翻弄されてしまいますね。

meganeさん

こんにちは!

その自然に恵まれた環境にある小川には色んな生き物が沢山住んでいるんでしょうね。

>そばにそびえる古木

物凄い枝ぶりですね・・・その木木にはきっと木の精霊が宿っているのではないでしょうか?

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2009年03月06日 20:17に投稿されたエントリーのページです。

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